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3DCGについての初心者向けTipsなんか
トゥーンレンダ NPR/ライティングトーンについて
2009-08-18 Tue 13:16
ノンフォトリアルレンダのライティングトーンの設定についてです。

lt_diag.png

「ノンフォトリアル」表示にして「ライティングトーン」のダイアログを開くと、一番上に「Min Color」「Max Color」という表示があります。
これはライティングの陰影階調の適用割合で、シャドウ~ハイライトが0~2の範囲だと思って下さい。

その下にグラデーションがあり、三角のスライダが両端についています。
このスライダをクリックして「カラー」欄のRGBを見ると、それぞれ 0.5 と 1.5 となっており、デフォ設定では0.5~1.5の範囲でライティングのトーンが設定されているのがわかります。

トゥーンの階調設定はこのグラデーションを操作して行います。
左側のリストはマテリアルの一覧で、個別にトーンの設定ができますが、ライティングトーンに関してはShift+クリックやドラッグでマテリアルを一括選択し、画像全体のトーンを変更した方が良いと思います。




では、試しに全体のライティングトーンを変更してみます。

cg3_def.png
フォトリアル表示

cg3_def_npr.png cg3_lt10all.png
左:Min0.5~Max1.5(デフォ)、右:Min=Max=1.0

cg3_lt15all.png cg3_lt20all.png
左:Min=Max=1.5、右:Min=Max=2.0




ちなみにカラーのMin・Maxを1.0の時に輪郭線非表示にすると、「マテリアルカラー」表示と全く同じになります。
 cg3_line.pngcg3_mtc.png
(左:輪郭線、右:マテリアルカラー)
cg3_mtc+line.pngcg3_lt10all.png
(左:輪郭線+マテリアルカラーの合成、右:Min=Max=0のノンフォトリアル)




cg3_lt_colorlight.png
このようにライティングの色を変更することもできます。

cg3_lt_3gra.png
グラデーションをカスタマイズすると、このようにセルアニメ風の塗りも行えます。
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トゥーンレンダ NPR/ビュートーンについて
2009-08-18 Tue 13:15
アートスタイル→ビュートーンの使い方です。

「アートスタイル」の項目を「ノンフォトリアル」にし、「ビュートーン」を選択して下さい。

vt_diag.png

左のリストがマテリアル一覧で、トーン設定はここで選択したマテリアルごとに行います。
Ctrl、Shift、ドラッグなどで複数選択して一括設定することも出来ます。

右に表示されているグラデーションが画像に反映させるカラーのトーンです。
デフォルトでは黒~白になっていますが、下の「カラー」欄にRGB値を入力して色を変えることが出来ます。

その下に三角マークが表示されていますが、これが設定用のスライダーです。
白くなっているのが現在選択されているスライダーで、「位置」の欄に0~1の範囲での位置が表示されます。
ここに数値入力することでスライダーを移動させることも出来ます。
何も無いところをクリックすると新しいスライダーを追加でき、不要なスライダーは選択して「削除」ボタンを押すと消去できます。

「濃さ」の欄は上のグラデーションを画像に反映させる割合で、デフォでは全て0(=反映しない)になっています。




とりあえず実際の使用例です。

cg3_def_npr.png
(元画像)

cg3_vt0_1.png
全てのマテリアルを選択し、「濃さ」を1に設定します。
(位置0のスライダの濃さを1にしたところ)

cg3_vt1_1.png
位置0・位置1の両方を濃さ1に設定すると、このように白黒になりました。
これは各マテリアルの階調が、設定されているグレーの階調に完全に置き換えられたため(濃さ1)です。

cg3_red2.png
元画像から髪のマテリアルを選択し、グラデーションをピンク系統にしてみたところ。
cg3_def_npr.pngcg3_red.png
階調はそのままで、色が置き換わりました(水着の色も変えてみました)。

このように、ビュートーンはレンダ画像の色調を変更するのに使います。
レンダによって描画された陰影の階調を元にグラデーションが適用されるため、2Dグラフィックソフトに持ち込んで処理するよりも簡単かつ自然に画像処理が可能です。



(おまけ)

cg3_vt_tex.png
「カラー」欄には画像を指定することができ、スライダごとに別の画像を貼ることも出来ます。
この画像はグラデーション同様に自動的にブレンドされます。
画像の貼り付け方式はUVに関係なく平行投影になります。

cg3_vt_tex2.png metal002.jpg(マスク画像)

「濃さ」欄の画像指定は、「濃さ」を適用する際のマスクとしてはたらきます。


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トゥーンレンダ NPRについて
2009-08-18 Tue 13:14
vidroのノンフォトリアリスティックレンダリング(以下NPR)の設定に「ビュートーン」「ライティングトーン」があります。

この2つのトーン設定について、マニュアルでは

ビュートーン
テクスチャや他のライティングを含めたそのサーフェスにおける最終的な輝度値にNPR変換が行われる

ライティングトーン
テクスチャを含まない拡散反射光のみにNPR変換が行われる


となっています。
これを読んだだけでピンと来たら、この先は読まなくていいと思いますw

実際のところ、「アートスタイル」で「ノンフォトリアル」表示にした場合に関係があるのは、この内の「輪郭線」「ライティングトーン」だけです。

試しに手元のファイルをvidroで開き、「ノンフォトリアル」表示にしてトーン設定を開いてみて下さい。

「濃さ」という欄がトーン設定の適用率ですが、ライティングトーンは「濃さ」のRGBが「1」になっているのに対し、ビュートーンは「濃さ」が全て「0」になっています。
つまりビュートーンは通常OFFになっており、NPR時の階調変換を行っているのはライティングトーンです。

…等々、説明が長くなりそうなので、今日はノンフォト時の設定について、個別にザザっと書いてみようと思います。
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vidro アートスタイル/画像の設定
2009-07-27 Mon 12:20
画像の設定

アート画像


【アートスタイル】の項目は再レンダリングを必要とせず、リアルタイムで切り替えが可能です。
レンダリングの途中(F5キーでプレビュー)でも、切り替えて表示できます。


露出
露出

画像全体の明るさを調整します。
RGB値を均等に増減すると、色調を変えずに明るさだけを変更できます。
逆にRGBの各値に変化をつけることで、色調補正も行えます。

画像を指定しての露出設定については調査中です…

背景
背景

「背景画像の合成」にチェックを入れると、背景を任意の画像に差し替える事ができます。
ここで指定される背景は、[天球光源]での背景よりも優先されます。

「背景を合成するマテリアル」の項目で、オブジェクトの一部を背景に差し替えることもできます。
背景に組み込みたいマテリアルを選択して「背景に指定」にチェックを入れると、そのマテリアルが適用された部分は背景画像に差し替えられます。
さらに「照明を合成」にチェックを入れると、陰影や反射が適用された状態での表示になります。

[SKY]default が背景球のマテリアルで、ここのチェックを外せば背景を変えずに一部のマテリアルだけを差し替えることも出来ます。

botomsx2_2_20090724114702.png
(例:元画像)
botomsx2_ufi1.png
(例:背景を指定)
botomsx2_ufi2.png
(例:床のマテリアルを背景に指定)
botomsx2_ufi3.png
(例:背景球を背景指定から除外)
光学迷彩
(本体を背景+陰影指定する→光学迷彩ぽいw)

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vidro アートスタイル/輪郭線
2009-07-27 Mon 12:20
線画の設定

アート線

アートスタイルが「ノンフォトリアル」「輪郭線」の時に選択できます。

「ノンフォトリアル」「輪郭線」モードで描画される各種の線の設定を変更できます。

・線の描画色は黒で固定のようです。
・オブジェクト外周の線は消すことができないようです。

【アートスタイル】全般に言えることですが、再レンダリングを必要とせずに変更をリアルタイムに反映できるため、warabiの様に設定を変える度にレンダリングし直す必要が無いのは便利です。
しかし専用に作られたwarabi、zenmaiよりは設定が面倒ですが…




輪郭線グループ
(0以外で)同じIDを設定したマテリアル同士は一つのグループと見なされ、その境界には線が引かれません。
マテリアルを同じグループに設定しても、オブジェクト自体が連続していない場合には線が引かれます([マテリアル境界]の設定が必要です)。
境界に鋭角部がある場合にも線が引かれます([クリース線]の設定が必要です)。

マテリアル境界
マテリアル毎の輪郭線の太さを設定できます。
RGBの差で色を変えることは出来ず、単に線の強弱として設定されるようです。
[輪郭線グループ]に関係なく、RGBを0に設定したマテリアル外周には線が引かれなくなります。
ただし隣接するマテリアルが境界線を持っている場合は、そちらで線が引かれるので注意。

クリース線
鋭角部に描画される線の設定です。
描画角度の設定はないのですが、スムージング角度などの設定で調整できるかもしれません(未調査)。
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